野菜輸入量の高止まりが続く

農林水産省の食料需給表によりますと、野菜の輸入量は1985年頃から徐々に増加し、2008年には225万トンとなり、国内需要量に占める割合が19%に達した模様です。

食の安全志向の高まりで輸入量はここ数年やや減っているそうですが、加工・業務用の野菜の輸入量が伸びており、08年の輸入内訳は、生鮮野菜が59万トン、冷凍野菜が79万トンで、輸入先は中国が圧倒的に多く、約114万トンに上っているそうです。

一方国内の野菜の生産量は、80年前後の1700万トンをピークに08年は約1460万トンと減少傾向にあるそうです。

低価格の輸入野菜が国内生産を圧迫していることが背景にありますが、一方「食の安全・安心」・低コスト化を目指し、一部の外食産業やスーパーが野菜生産に取り組み始めている事は、われわれ消費者にとってうれしい限りです。


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