外食、国内不振でアジア軸に

大手外食企業が2009年度、中国・香港・台湾・シンガポールなどアジアを中心に過去最大規模の海外出店に乗り出すそうで、中間所得層の増加による外食需要の拡大や日本食の人気を受け、出店を加速するとの事です。

外食各社が海外展開を急ぐのは、消費者の支出抑制で国内市場が低迷しているためで、円高で現地調達する資材などの円ベースの価格が下落し、出店費用の負担が減ったことも出店意欲の向上を促しているようです。

中長期的にも人口減少で国内市場の拡大は見込みにくく、食品や日用品などの内需型メーカーは先にアジア事業などを強化しておりますが、今後は国外で稼ぐ有力外食企業も増えてきそうです。

これまでの内需型サービス産業も、成長率の高い新興国に軸足を移すモデルチェンジによって、次なる飛躍へチャレンジしていくようです。


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